2020年8月28日金曜日

知っトク豊橋ゼミナールまるごと石巻⑤「石巻を味わうPARTⅡ」②

もうすぐ9月です。
暗くなると、スズムシやコオロギの鳴き声がしてきます。
秋はもうすぐそこでしょうか。

さて、8月23日(日)、
令和2年度の石巻地区市民館の講座、
知っトク豊橋ゼミナールまるごと石巻⑤「石巻を味わうPARTⅡ」
の二回目の講座を開催しました。
前回のぶどうに続き、今回は「なし」。
親子一緒に収穫、おやつ作りを楽しみながら、石巻の地域の歴史や文化を学びます。

2回目は
「なしの種類と育て方を知ろう
  ~なしのトライフルづくり~」です。

西郷校区のなし農家、
今川博道さんの畑へおじゃましました。






なしはたくさんの品種があり、収穫時期も7月から11月と長く、
品種ごとの味の特徴あり、それぞれの味覚を楽しむことができます。
8月は「幸水」と「豊水」です。
こちらの畑ではこの2品種を栽培されているそうです。




次に、梨作りの一年を学びました。
梨づくりのスタートは、収穫後からすぐに始まります。
土壌改良、せん定、梨の棚を作るための枝の誘因、
摘蕾(花が咲く前につぼみをつんで、花数を制限)、
交配、摘果(大きな実にするため選別)、
袋掛け、そしてやっと収穫です。
たくさんの手間と時間と愛情をこめて栽培されているのですね。



そしてお楽しみの収穫です。
なしは手で簡単に取ることができます。
皆さん袋いっぱいの梨を収穫させていただきました。



















夏の初めには、落ちたなしにカブトムシがたくさん寄ってくるそうです。
甘くておいしいなしをカブトムシは知っているのですね。



柿も栽培している今川さん。
なしは柿の3倍くらい手間がかかるそうです。
なしの花が咲くころは、ちょうど桜が終わる4月初旬です。
西郷校区は3月の半ばから、
カタクリの花、桜の花、なしの花と、順番に咲きます。




沢山収穫をさせていただき、次は市民館に戻り、
デザートづくりです。



 講師は前回と同じ、
伊藤先生と出口先生です。
今日は「なしのトライフル」を作ります。
 


さあ調理開始です。
今日はなしの皮むきをします。
皆さん、手際よく作業に取り掛かっていました。










 
 

なしとカステラをひと口大にカットし、
アイスクリームと生クリームを交互に入れます。
最後にカラースプレーで飾り付けをします。















みなさんとても上手にできました!







そしてお楽しみの試食タイムです。
おいしくいただきました。
幸水は完熟で、とてもみずみずしく甘くておいしかったです。
トライフルケーキもボリュームありましたが、
みなさん間食でした!!
みなさんの笑顔がイイですね!!









2回にわたり開催された今回の講座でしたが、
様々な校区からご参加いただき、
おいしい石巻を知っていただけたでしょうか?

ご参加いただいた皆様、
ありがとうございました。

石巻地区市民館では、これからも様々な講座を企画していきます。
ホームページやブログで紹介しますので、
ぜひご覧ください!!