2024年10月4日金曜日

知っトク!豊橋ゼミナール「歴史ある姫街道をプロデュース」第2回を開催しました R6.9.28

令和6年9月28日(土曜日)

知っトク!豊橋ゼミナール第2回を開催しました。
今年度のタイトルは「歴史ある姫街道をプロデュース」です。
講師は元豊橋美術博物館館長の後藤清司さんです。
本日第2回は「姫街道に象が来た!」です。




享保の像の旅
江戸中期、8代将軍・徳川吉宗の希望で
清国よりベトナム育ちのオス・メスの象2頭が贈られることとなりました。
江南船で長崎についた象は唐人屋敷で江戸出発の準備中、メス象が死亡。
オス象のみ陸路を江戸に向けて出発しました。
大阪→京都→中山道・美濃路を経て名古屋に入り
その後東海道7日で吉田入り、姫街道を気賀→見付と行き
東海道江戸着、吉宗と対面。
それはおよそ2カ月をかけた大通行となりました。





象の通行にあたっては、庶民に様々な規制が敷かれたり
準備を命じられたりしました。
その一方で、象は非常に珍しかったので
当時は、一大象フィーバーが起こりました。
大きな象のご一行様が姫街道を歩く様子、
想像するだけでも何とも楽しそうですね!




現在も日本の各地で「享保の象」にまつわる象のお祭りが開催されているそうです。
たくさんの資料と映像、そして後藤先生の豊富な知識で、
今回も大変興味深い講座でした。

嵩山校区は「姫街道おもてなしの会」が発足し、
地域の方々がボランティアで姫街道の整備をしています。
先日の地域力向上講座でも、石巻の地域の方々の活躍が紹介されました。
改めて石巻校区の地域の魅力とパワーをたくさん感じました!!

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回の知っトク!豊橋ゼミナール第3回は
 10月19日(土曜日) 10:30~13:30
 「姫街道を味わう(現地見学)」
です。
お楽しみに!