市民大学トラム「わくわくどきどき恋歌散歩」
~与謝野晶子から永田紅までの100年を歩く~
の第1回が開催されました。
講師は元公立小中学校長で、現在は大学の非常勤講師を務める
水野達彦先生です。
明治期から今日まで、時には激動の時代を駆け抜けた歌人たちの
生きざまを知ることによって、日本文化の奥深さを学ぶこの講座。
元国語教員である水野先生による学校授業をイメージした、楽しい講座です。
また、豊岡、青陵、羽根井、南部、豊城、東陵、高師台の7か所の
地区市民館をサテライト会場とし、ZOOMを使って大型モニターで
オンライン受講ができます。
さて、第1回は「恋歌の系譜・『明星』に見る恋の形」と題し、
恋歌の起源から現代までの大きな流れと、
明治33年創刊の「明星」がもたらしたものを、
短歌を通じて紐といていきます。
皆さん意欲的に受講されていました。
恋歌を支えるもの
「恋ふ」...とは眼前にないものに対して使われる言葉です。
「見る・逢ふ」...とは成就した後の表現として使われる言葉です。
恋とは満たされない時にこそたかまる感情であり、それを人生にどう投影するか、
さまざまな作者によって恋歌がつくられたのしょうか。
水野先生所蔵の本を、ご希望の方に貸出しています。
早速借りていかれました。
みなさん勉強熱心です。