2018年7月14日土曜日

知っとく豊橋ゼミ まるごと石巻③「石巻を知る 石巻の文化財を知ろう」

7月14日(金)
知っとく豊橋ゼミ まるごと石巻③「石巻を知る」の
第2回が開催されました。
第2回目は「古墳群を歩く」と題し、
宮西・馬越長火塚古墳を見学しました。

講師の先生は豊橋市文化財センターの
岩原剛先生です。









当日は大変暑い日になりましたが、
大在の方にご参加頂きました。
駐車場で説明をきき、
馬越長火塚古墳まで歩きます。


馬越長火塚古墳は、全長が70メートルある
前方後円墳です。
築かれたのは6世紀の終わり頃で、
この時期に限定すれば、東海地方最大規模をもった
古墳です。







遺体を収めた横穴式石室は
主要部分は奥行きが12メートルもあり、
愛知県内最大規模を誇ります。


石室の中です。


出土品は金銅装馬具の
「棘葉形杏葉」「辻金具」や、
国内では珍しいガラス玉や、須恵器があり、
国の重要文化財に指定されています。




のどかな柿畑のなかにある
馬越長火塚古墳群。
古墳の内容からみて
葬られた首長は東海地方屈指の有力者とのこと。
遠い昔の人々の生活に思いをはせます。






最後に駐車場に戻り、
すぐそばの宮西古墳を見学しました。


皆さま、本当に暑い中お疲れ様でした。

次回は
9月14日(金)午前9時30分から
「石巻の文化財を巡る」
~蛇穴・賀茂神社ほか~
を、バスで巡ります。
どうぞお楽しみに!!